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2016.01.06 / Top↑
2015.12.31 / Top↑
2015.11.06 / Top↑
2015.08.24 / Top↑
大正時代の繁栄ぶりを物語る庭園とお屋敷。
旧齋藤家別邸へ行ってきました。
ボランティアガイドさんの丁寧な説明を聞きながら、
お庭お屋敷ともに見どころ満載でした。
古い物好きの私としては
お屋敷の組子細工や
濡れているようにユラユラ見える古いガラスが
気になって仕方なかったのですが・・・



しかし、ここは日本庭園について。
こちらのお庭は、蓬莱神仙(ほうらいしんせん)庭園といわれる
池の中に岩をおき、
そこを不老不死の薬を持つ仙人が住む島=蓬莱島に見立て、
松を植え、大広間に通されたお客様の長寿を願うお庭だそうです。
お庭にでて、飛び石を歩いてくると、
少し外れて池の前に、平らで大きな石があったら、
それが礼拝石。
ここからの眺めが一番のビューポイント。
蓬莱島を正面に素晴らしい景色が広がります。

礼拝石の他にも、
回遊式の庭園で飛び石から少しはずれて
平らな大きい石を見つけたら、
それは物見石。
ここから見てください!という
庭をつくった庭師からのメッセージです。
ぜひお見逃しなく。
こちらが物見石からの眺めです。
計算された絶妙なポイント。

旧齋藤家別邸のお庭は、
砂丘をいかした造りになっていて
お庭に高低差があるため、庭に奥行きをだし、
どこまでも続いているように思わせるお庭でした。
また、お屋敷の窓から見える風景は
額縁に切りとられた絵のように
それぞれ違う風景を見せてくれました。
大広間からの圧巻の眺め
竹林にいるような出し文机からの眺め
実際に使うわけではない(水道があった)風景としての井戸をあしらった眺め
などなど・・・。



それから、庭園の木を見てみると
竹をはじめとする子宝、子孫繁栄などの縁起の良い木が植えられ
鬼門となるとなる方角には
子孫繁栄のシンボルでもあるザクロが植えられ、
鬼門から子供を食べにやってくる鬼にザクロを食べて帰ってもらう
という意味もあるとか。

新芽が出てから古葉を散らすので、
代をゆずる、代々引き継ぐ繁栄の象徴のユズリハ、など。

そこら中にちりばめられた作り手のこだわりを見ることが出来るお庭でした。
"こだわる"ということを教えられたような気がします。
また、季節をかえて、時間をかえて
訪れてみようと思います。

旧齋藤家別邸へ行ってきました。
ボランティアガイドさんの丁寧な説明を聞きながら、
お庭お屋敷ともに見どころ満載でした。
古い物好きの私としては
お屋敷の組子細工や
濡れているようにユラユラ見える古いガラスが
気になって仕方なかったのですが・・・



しかし、ここは日本庭園について。
こちらのお庭は、蓬莱神仙(ほうらいしんせん)庭園といわれる
池の中に岩をおき、
そこを不老不死の薬を持つ仙人が住む島=蓬莱島に見立て、
松を植え、大広間に通されたお客様の長寿を願うお庭だそうです。
お庭にでて、飛び石を歩いてくると、
少し外れて池の前に、平らで大きな石があったら、
それが礼拝石。
ここからの眺めが一番のビューポイント。
蓬莱島を正面に素晴らしい景色が広がります。

礼拝石の他にも、
回遊式の庭園で飛び石から少しはずれて
平らな大きい石を見つけたら、
それは物見石。
ここから見てください!という
庭をつくった庭師からのメッセージです。
ぜひお見逃しなく。
こちらが物見石からの眺めです。
計算された絶妙なポイント。

旧齋藤家別邸のお庭は、
砂丘をいかした造りになっていて
お庭に高低差があるため、庭に奥行きをだし、
どこまでも続いているように思わせるお庭でした。
また、お屋敷の窓から見える風景は
額縁に切りとられた絵のように
それぞれ違う風景を見せてくれました。
大広間からの圧巻の眺め
竹林にいるような出し文机からの眺め
実際に使うわけではない(水道があった)風景としての井戸をあしらった眺め
などなど・・・。



それから、庭園の木を見てみると
竹をはじめとする子宝、子孫繁栄などの縁起の良い木が植えられ
鬼門となるとなる方角には
子孫繁栄のシンボルでもあるザクロが植えられ、
鬼門から子供を食べにやってくる鬼にザクロを食べて帰ってもらう
という意味もあるとか。

新芽が出てから古葉を散らすので、
代をゆずる、代々引き継ぐ繁栄の象徴のユズリハ、など。

そこら中にちりばめられた作り手のこだわりを見ることが出来るお庭でした。
"こだわる"ということを教えられたような気がします。
また、季節をかえて、時間をかえて
訪れてみようと思います。

2015.07.20 / Top↑